黒酵母βグルカン(業界No.1)

βグルカン

 

 

アウレオ社が開発したβグルカン

 
βグルカンとは
 「グルカン」とはグルコースが多数繋がってできた多糖類の総称で、食物繊維のひとつです。「グルカン」は、その化学構造から「αグルカン」と「βグルカン」の二種類に分類されますが、このうちデンプンなどのαグルカンは身近な食品原料、添加物として食品、工業製品などに活用されています。
 一方、免疫機能を強化、活性化する食品として近年注目を集めている食品にアガリクスや、シイタケ、メシマコブなどに代表される、キノコ類がありますが、これらのキノコ類に含まれ免疫を活性化するといわれている成分が、βグルカンです。このβグルカンには前述のキノコなどに含まれているもの、菌類の細胞壁にあるもの、微生物がつくりだすものなどがあります。

 
アウレオバシジウム プルランス(黒酵母)
 βグルカンをつくりだす微生物の一つにAureobasidium  pullulans(黒酵母菌)があります。
Aureobasidium pullulans は、不完全菌類に分類される黒色酵母様菌の1種です。世界各地に分布しております。形態が菌糸状~胞子状に変化する特徴があります。
Aureobasidium pullulans は、 1930年代にプルランを生産することが発見され、バイオテクノロジー分野では、盛んに研究されております。培養物は、安全性が確認されており、プルランは日本ではでんぷん同様、使用制限の無い(たくさん摂取しても問題が少ない)添加物として使われており、安全性の高い微生物です。

 
黒酵母(アウレオバシジウム)培養液
 当社の製造するβグルカンは、このAureobasidium  pullulans が代謝物として菌以外に生成するものです。この黒酵母(アウレオバシジウム)培養液は、ある特定の条件、環境下で、ショ糖、コメ糠、ビタミン等を混合した培地でAureobasidium  pullulans を培養することによりつくられます。
 培養ですので、培養条件、環境を人為的にコントロールすることが可能なため、含有されるβグルカンを質的にも量的にも理想的な状態で作り出すことが可能です。

 当内容では、この黒酵母(アウレオバシジウム)培養液に関する当社独自のエビデンスと最新の研究成果をご紹介しております。また当社の所有する黒酵母(アウレオバシジウム)培養液およびβグルカンに関する知的所有権については下記をご参照ください。

● 日本国特許
  特許第4054697号 発明の名称:便秘改善剤
  特許第4000078号 発明の名称:皮膚用保湿剤
  特許第4369258号 発明の名称:免疫賦活剤
● 大韓民国特許 特許第10-0649855号
● 中華民国特許 発明第1282279号
● 中華人民共和国特許 ZL200480001038.5
 発明の名称:βグルカン含有組成物及び該組成物を利用した便秘改善剤、
 免疫賦活剤並びに皮膚用保湿剤

 

 

健康を支えるβグルカンとは

若さの持続、身体機能の維持などは「健康」であればこそ可能ですが、 βグルカン(ベータグルカン)はその健康を支える機能性成分として、 アメリカを始めとする健康先進国で大きな注目を集めています。
黒酵母を最新のバイオテクノロジーで培養。
そこで生成されるゆるやかなジェル状の液体。
この中に、今注目のβ-1,3-1,6グルカンが均一に、しかもたくさん含まれています。

 

 

アウレオの黒酵母βグルカンとは

黒酵母βグルカン(ベータグルカン)は、食物繊維の仲間で、多糖類の一種です。 βグルカンには、酵母や糸状菌などの細胞壁にあるものや、 キノコ類(アガリクスや霊芝など)に含まれるものがあります。 ここにご紹介する「黒酵母βグルカン」は、黒酵母(学術名:アウレオバシジウム)から得られるものです。 黒酵母を特殊な条件の下で培養すると、ジェル状の物質を生成します。 そのジェル状の液体の中に、良質なβグルカンがたくさん含まれています。 また、アウレオバシジウム(黒酵母)培養液は、1996年4月16日大蔵省発行の官報により ※1「厚生省(現在の厚生労働省)告示第120号」として公式に告示されました。

※1 厚生省告示第120号は、厚生省が「天然素材を用いた食品添加物」についてまとめたもので、 正式には「既存添加物」というカテゴリーに分類されるものです。

 

 

アウレオのβグルカン(ベータグルカン)は自然の培養方法だから身体にやさしい

黒酵母βグルカン(ベータグルカン)は、当社独自のバイオテクノロジーを応用した培養方法で製造しています。 そして、化学的な精製や、人工的な抽出は一切行っていません。 唯一手を加えているのは、高温による加熱殺菌のみです。 したがって黒酵母がつくりだしたそのままの、自然なバランスを壊さない健康補助食品であり、 安全で安心といえます。

 

 

黒酵母βグルカン(ベータグルカン)の構造

βグルカン(ベータグルカン)は、ブドウ糖がたくさんつながった多糖類の一種です。 糖類は、その最小単位が1個の糖から成るものを単糖類、2個の単糖が組み合わさっているものを二糖類、 10個以上がつながっているものを多糖類と呼びます。 代表的なものをあげると、単糖類にはブドウ糖や果糖、二糖類にはショ糖 (一般に砂糖と呼ばれています)、多糖類にはグルカンやデキストリンなどがあります。
グルカンはまた、ブドウ糖のつながり方によって、α型グルカンとβ型グルカンに分けられます。 黒酵母βグルカンは、β型のつながりをしています。 そして、幹(主鎖)にたくさんの枝(側鎖)がはえたような特殊な構造をしています。 幹は「1,3」という構造で、枝は「1,6」という構造をしているため、 「β-1,3-1,6グルカン」と呼ばれています。

 

 

 

アウレオβグルカン(ベータグルカン)の誕生

昭和50年代の初めのことです。 ある精糖会社の製造過程で、偶然に微量のジェル状(半液体)の物質が見つかりました。 そのジェル状の物質を分析したところ、ある種の黒酵母がつくりだした多糖類であることが分かりました。

それ以来、この黒酵母と培養方法の研究が重ねられ、βグルカン(ベータグルカン)をたくさん含んだジェル状の物質 「アウレオバシジウム培養液=黒酵母βグルカン」をつくり出すことに成功しました。

「この素晴しいアウレオバシジウム培養液をもっと普及させたい」。 その思いから、「アウレオβグルカン」と名付けた健康補助食品を開発しました。

 

 

厚生省告示第120号について

アウレオバシジウム培養液は、 1996年4月16日大蔵省発行の官報により※1「厚生省(現在の厚生労働省)告示第120号」 として公式に告示されました。
さらに、2004年6月の厚生労働省による 「既存添加物の安全性の見直しに関する調査研究」 においても、アウレオバシジウム培養液の安全性が確認されています。

 ※1 厚生省告示第120号は、厚生省が「天然素材を用いた食品添加物」についてまとめたもので、  正式には「既存添加物」というカテゴリーに分類されるものです。

 ご注意:厚生省告示第120号では、食品としての安全性などは確認されておりますが、 「特定保健用食品」のような食効を示すようなものではありません。

 

 
【アウレオバシジウム培養液の説明】

既存添加物名簿番号(1)
品名 名称 アウレオバシジウム培養液(アウレオバシジウムの培養液から得られた、β-1,3-1,6グルカンを主成分とする)
別名  
簡略名又は類別名    
英名   Aureobasidium cultured solution
基原・製法・本質   黒酵母(Aureobasidium pullulans)の培養液より、分離して得られたものである。主成分はβ-1,3-1,6グルカンである。
用途   増粘安定剤
概要   アウレオバシジウム菌(和名・黒酵母)の培養液を減菌して得られる粘稠な液体。
主成分β-1,3-1,6グルカンはβ-1,3グルカンを主鎖とし、これにβ-1,6側鎖と官能基がついていることで
免疫活性化能を示す
ことが知られている多糖である。本多糖は茸類やそれらの抽出液中に含まれており近年健康食品として注目されているが、
微生物の培養による効率的な生産を可能とした。
性状   黄色の液体
品質特性   粘性を有し、耐熱、耐酸性、耐塩性を有する。
僅かに、独特な味、香り、酸味がある。
増粘剤としての用途の他にも、嫌味のマスキング効果や
健康上の効果が期待出来る。
溶解性   水に易溶。エタノールと油脂には不溶
使用上の注意   開封後は冷蔵
保存上の注意   冷暗所、または冷蔵保管。
主な使用対象食品   飲料水、たれ、パン、和洋菓子、餡類、冷菓類、食肉加工品、魚肉加工品、麺類、
野菜浸漬剤、ジャム類、焼菓子類、餅類、ソフトキャンディー、フィルム状食品、調味料等
備考    

 
※本表は、1999年に日本食品添加物協会が出版した『既存添加物名簿収載品目リスト注解書』の中から抜粋したものです。 厚生省(現在の厚生労働省)が認めた「天然素材を用いた食品添加物」489品目について、本質や性状、用途などが細かく掲載されています。